連載 100まで元気!健康ワンポイントアドバイス 三浦市社会福祉協議会 成田慎一
第二十九回「研修センター【2】編」
新型コロナの感染に加え、インフルエンザにも備えなくてはならない季節となりました。お済みの方もいらっしゃるとは思いますが、予防接種で早めに備えていただくことが肝要かと思います。
今回は、三浦市における健康づくりの担い手育成についてお知らせします。今年度はコロナ禍のため、研修開催が難しい状況ではありますが、市が「介護予防サポーター」を、当会が「介護予防インストラクター」を養成しています(令和元年度までに4回開催、約150名が修了)。前者が基本編で、市が主催する教室やサロンのサポートを、後者が応用編で自宅や区の会館等でサロンの企画や運営を担っていただいております。また、平成30年度から「フレイルサポーター」も誕生し、両資格を持つ方を中心に、地域の健康チェックを月1・2回実施(令和2年度は7月から再開)。こういった健康づくりの担い手が増えることは、未病の改善や介護予防の推進になるだけでなく、地域におけるつながりや活動の場も広がり、活力のあるまちづくりにつながっていきます。これは当会が掲げるSDGsにある3つ目の目標「すべての人に健康と福祉を」の実現にもなります。
現在、三浦市は第8期の高齢者保健福祉計画と介護保険計画を作成中であり、来る2025年に向けて、健康づくりの担い手による活動がより重視されてくるでしょう。
(つづく)
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*「SDGs」とは、2030年までに世界が達成すべきゴールのことで、当会は神奈川県のSDGsパートナーになっています。
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