三浦版 掲載号:2022年3月4日号 エリアトップへ

三浦半島 草花歳時記 第29回 古い起源を持つ「アケビ」 文・写真 金子昇

掲載号:2022年3月4日号

  • LINE
  • hatena

 「口あけて はらわた見せる あけびかな」(蝶衣)

 秋の果実の様子がよく表現されています。名の由来も実が開(あ)けることから「開実(あけみ)」、また口を開ける「あくび」からつけられています。

 春には「アケビ」の可愛い花が目につきます。雌雄同株で、花は先端に雄花群、その根元に雄花より大きな赤い3枚の花弁状(萼片で花弁はなし)の雌花が見られます。

 アケビは東南アジアとチリに隔離分布していることから、約1億年前のゴンドワナ大陸の分離する以前からの古い起源を持っています。現在、北アメリカに観賞用として渡り、野生化し大繁殖しているようです。

 アケビのつるの太い部分は水分や空気が通りやすいため、「木通」または「通草」と呼ばれています。

 葉は複葉で、小葉が3枚のものを「ミツバアケビ」(葉縁は波状の鋸歯で大型)、5枚のものを「アケビ」(葉縁に鋸歯がなく小型)と区別しています。三浦半島には両種の雑種「ゴヨウアケビ」(小葉5枚、波状の鋸歯)も観察できます。

三浦版のコラム最新6

100まで元気!健康ワンポイントアドバイス

連載

100まで元気!健康ワンポイントアドバイス

三浦市社会福祉協議会 成田慎一

6月24日号

第32回 紅葉が美しい「タイトゴメ」

三浦半島 草花歳時記

第32回 紅葉が美しい「タイトゴメ」

文・写真 金子昇

6月10日号

100まで元気!健康ワンポイントアドバイス

連載

100まで元気!健康ワンポイントアドバイス

三浦市社会福祉協議会 成田慎一

5月27日号

第31回 境界木に使う「マルバウツギ」

三浦半島 草花歳時記

第31回 境界木に使う「マルバウツギ」

文・写真 金子昇

5月13日号

100まで元気!健康ワンポイントアドバイス

連載

100まで元気!健康ワンポイントアドバイス

三浦市社会福祉協議会 成田慎一

4月15日号

第30回「タブノキ」は花芽と葉芽が一つの芽

三浦半島 草花歳時記

第30回「タブノキ」は花芽と葉芽が一つの芽

文・写真 金子昇

4月1日号

あっとほーむデスク

  • あっとほーむデスク

    6月24日0:00更新

  • 6月10日0:00更新

  • 5月27日0:00更新

三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年6月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook