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「熱中症に気をつけて」 室温管理・水分補給の徹底呼び掛け
異例の暑さが続く今夏。三崎動物愛護病院では通常より早い6月中旬ごろから、熱中症のペットが増加傾向にある。
同院含む県内3院を運営する五十嵐眞一院長によれば「熱中症は体内にこもった熱を体外に放出できず、不調を起こす症状。犬や猫は皮膚から汗をかかず、人のようにうまく体温調節ができない。パグやシーズーなどの短頭種や肥満・高齢の犬、仔犬は、特に発症しやすい。口を開けて浅く呼吸するパンティングが体温を下げる役割を果たすが、これがより激しくなるほか、呼吸が浅い、ぐったりしている、嘔吐や下痢、痙攣といった行動をしたら、すぐに来院を」と呼び掛ける。
同院には、獣医師4人が在籍。診察後、熱中症と判断したら点滴や保冷剤などで冷却処置する。
「30℃を超えると危険で、7・8月は要注意。室内温度は25℃前後に保ち、水分補給を欠かさずに。動物は死亡率も高く、緊急性を伴う。大切なパートナーといつまでも暮らせるよう徹底を」
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