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三浦 ピックアップ(PR)

公開日:2023.09.22

ペットにおける再生医療の今
関節炎など改善に向けた取組

  • 関節症を患う犬の膝のレントゲン写真。DFAT投与前(上)と投与3カ月後(下)

 ペットがケガや病気をした際、従来の薬や治療法では治せないケースもある。そこで今注目されているのが再生医療。三崎動物愛護病院の五十嵐眞一院長は現在、臨床試験に取り組んでいる。

 「DFAT」と呼ばれる日本大学医学部の松本太郎教授が発見した細胞を活用。脂肪に多く含まれる成熟細胞から天井培養という方法で多能性細胞を作り、骨や軟骨、血管、筋肉に分化できる能力のある間葉系幹細胞に似た形質をもつ。実用性が高い再生医療の細胞源として、成体内組織を修復し、機能を回復する効果が期待されている。

 五十嵐院長は昨年末から、関節炎を患う4匹の犬の膝に、この培養細胞を注射器で移植。「DFATを投与した日の翌日には、痛みが消えたかのように足を引きずらなくなり、また3カ月後にレントゲンを撮ると、骨が再生している様子が確認できた」という。「手術はいらず、細胞は健康な他の犬から培養できます。気になる方はご相談を」と話している。

三崎動物愛護病院

三浦市三崎5-12-3 THE OCEAN VIEW1階

TEL:046-876-9741

https://misaki-ah.jp/pc/index.html

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