クリスマスや大晦日、正月など、何かと慌ただしくなる年末年始。ペットとの過ごし方について三崎動物愛護病院の五十嵐眞一院長に聞いた。

　五十嵐院長によると、喉に詰まる可能性のある餅のほか、ネギ、チョコ、イカ、カニ、アルコールといったペットに与えてはならない食べ物は多いという。「人の食事に含まれる塩分なども過剰なので、飼い主さんには『キッチンに近づかせない』『食べ物を床に落とさない』意識を持ってほしい。犬や猫が足元で待機していたり、ごみ袋を漁ったりして食べてしまうケースもよく耳にしますので、ご注意下さい」と呼び掛けている。

　また、大掃除の際にペットが薬品などを舐めてしまい、病院に駆け込んでくる飼い主もいるという。「ふきんやスポンジなど興味を引くものを近づけない場所にすぐに片づけるなどの対策を」とアドバイスする。

　そのほか、来客が増える時期であるため「できるだけペットから目を離さないようにしてトラブルを回避する」こと、ペットをケージに入れたり、別の部屋に移動させたりすることで「ゆっくり過ごせる時間を設ける」こと、「ペットには人の食べ物を与ええないルールを家族や友人らの間で共有しておく」ことなども大事だという。

　※12月28日（木）〜１月４日（木）まで冬季休診

三崎動物愛護病院

神奈川県三浦市三崎5-12-3

TEL:046-876-9741

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