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三浦 ピックアップ(PR)

公開日:2024.01.19

ペットの防災対策は?
備蓄やしつけ、預け先など

  • 鶴見区獣医師会の会長も務める五十嵐院長。昨年10月には、行政と連携した防災セミナーを開いて講演した

 甚大な被害をもたらした能登半島地震。いつ、どこで起こるか分からない災害に対し、ペットと暮らす家族はどのように備えればよいのか。三崎動物愛護病院の五十嵐眞一院長に話を聞いた。

 ――ペットの防災対策について教えて下さい。

 「大きく分けて6点をお伝えします。【1】災害時にペットを守るためには、まず飼い主が無事でいなければなりません。自宅の家具やケージを固定し、転倒・落下を防ぎましょう。【2】飼い主とペットが離ればなれにならないように、ペットに迷子札やマイクロチップ、犬には鑑札と狂犬病予防注射済票の装着を。【3】安全に避難するため、キャリーバッグやケージにペットを慣れさせること。犬には「おいで」「まて」など基本的なしつけをし、飼い主がコントロールできるように。【4】避難所では、ペット同士の接触が多くなります。病気をうつし合わないように、定期的に予防接種やノミ・ダニ駆除をしましょう。【5】ペット用品の備蓄は、最低7日分のフードと水のほか、食器、薬、首輪、リード、トイレ用品、ペット情報カード、掃除用品、キャリーバック、ケージの用意を。【6】ペットにとってストレスのかかる避難所。親戚や知人、ペットホテルなど安心できる預け先を探しておくこと、また避難所では飼い主とペットは別の場所で生活します。避難所がペット受け入れ可能か、事前確認もしておきしょう」

 ――飼い主に一言。

 「ペットは家族の一員です。いざという時に、慌てず、すぐに、大切なパートナーと避難できるように、今から命をつなぐ準備をして下さい」

三崎動物愛護病院

神奈川県三浦市三崎5-12-3

TEL:046-876-9741

https://misaki-ah.jp/pc/index.html

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