三崎下町の街並みは、港町ならではの異文化が自然に混じり合っており、統一感がまるでないことが、かえって心地よい魅力を生んでいます。まるでテーマパークを歩いているかのような楽しさがあり、それが映画の撮影地としても人気の理由の一つでしょう。景観の多様性が、観光客を引きつける魅力となっています。特に、まだあまり知られていない看板建築は隠れた宝物。また、この地区には53棟の蔵があります。これは蔵の街として有名な川越の30数棟を上回る数で、下町の豊かな歴史を感じることができます。新しい文化を歓迎しつつ、三崎独自の文化と交わる港町として、多彩な文化と歴史が多くの人に愛され続けることを願っています。歴史ある建物や風景が混在するこの地区は、訪れる人々にとって新鮮で心温まる体験を提供し続けるでしょう。三崎の街がこれからも、そのユニークな魅力を保ち続け、市内外すべての人々に喜びをもたらす場所であることを期待しています。

　

鈴木一史（左官職人）”壁を創る職人”として三崎を拠点に左官業を営む(有)左菊（三崎1-10-6）の社長。得意技は土遊び。地元に目を向けながら熊本県の地域創生ビジネスにも挑戦中。多拠点生活「ADDress三浦邸」の家守でもある

左菊

左官職人で生きてきて 見えてきた世界

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