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ペットは寒くないの? 引き起こす病気と対策
朝晩の冷え込みが激しくなり、体調を崩す人も多くなる2月。ペットの場合はどうなのか。寒さが引き起こす病気や対策などについて、三崎動物愛護病院の五十嵐眞一院長に詳しく話を聞いた。
――犬や猫が寒いと感じているサインは。
「震えたり、体を丸めたり、散歩の途中から歩かなくなったりするのは寒いという証です」
――寒さが招く病気を教えて下さい。
「嘔吐や下痢といった胃腸障害が多いです。特に高齢になると、一気に体調を崩しかねません」
――犬や猫はどの程度寒さに耐えられますか。また、寒さへの対策は。
「童謡の一節に『犬は喜び 庭駆け回り 猫はこたつで丸くなる』とあるように、猫はアフリカに生息するリビアヤマネコが先祖ということもあり寒さに弱いです。犬は種類にもよりますが、5kg以下の小型犬や老犬のほか、室内犬は基本的に寒さへの抵抗力が落ちています。冷え込む日は犬用の服を着せ、留守番をさせる時も暖房をつけて、室温20℃を下回らないようにしましょう。逆に猫は30℃以上になると熱中症になる場合もあり、温度管理が重要です」
――そのほか、注意すべき点はありますか。
「冬でも運動不足にならないように散歩や遊んであげるのを欠かさないこと、毛玉防止や皮膚の血行を促すためにブラッシング、トリミングは定期的に行うこと。ペットは私たちの大切なパートナーです。人間と同じように優しく気遣い、接してあげて下さい」
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