逗子・葉山版 掲載号:2017年12月1日号 エリアトップへ

一色在住小林さん 激流下りで世界一 40歳以上男子チームで

スポーツ

掲載号:2017年12月1日号

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チームメンバーと激流を下る小林さん(写真中央)=写真は小林さん提供=
チームメンバーと激流を下る小林さん(写真中央)=写真は小林さん提供=

 急流や激流をゴムボートで下るラフティングの世界選手権が10月、吉野川流域(徳島県三好市など)で開かれ、葉山町一色在住の小林靖央さん(40)が参加したチーム「R6Masters」が40歳以上のマスターズ男子で優勝に輝いた。実業団で選手生活を送っていた小林さんも世界大会Vは初。20日、町役場で山梨崇仁町長に結果を報告し、喜びを語った。

 男子マスターズは6人制で計10カ国が参加。約8Kmの長距離を下る「ダウンリバー」や、時に流れに逆らいながら順にゲートをくぐる「スラローム」など4種目で合計得点を競う。

 小林さんは北海道帯広市の出身。大学卒業後、ネイチャーガイドの仕事に就いたのを機にラフティングを始めた。「自然の中に飛び込める、非日常的な感覚が楽しくて」。2009年までは平塚市の実業団に5年間所属。日本代表選手として世界を転戦し、07年韓国では3位、09年ボスニア大会では準優勝に貢献した。現役生活に一区切りつけた現在も、週末を中心に葉山の海でアウトリガーカヌーなどのマリンスポーツに親しんでいる。

 今大会で任されたのは、スタートの要となる先頭。メンバーが全国に散っていたことから練習不足を補うため身体を鍛え直し、映像を見ながらイメージトレーニングをするなど個人練習を重ねた。「正直不安もあった」が、大会ではチーム力を生かして全種目首位と他を圧倒。「自然体でレースに臨めたことが結果に結びついた」と振り返る。

 現役時代は手が届かなかった「世界一」の称号。「少し複雑な気持ちもあるが、家族に金メダルを見せることができたのは嬉しい」と喜びをかみ締める。今後に向けては競技の普及に加え「葉山は自然豊か。マリンスポーツに限らず、自然の中で遊ぶことの楽しさを伝えていけたら」と話した。

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