逗子・葉山 コラム
公開日:2018.05.25
亀岡八幡宮 歴史と人びと〈第1回〉
「亀八」の縁起について
逗子市の中心部に位置し、市民の憩いの場としても親しまれている亀岡(かめがおか)八幡宮は2019年4月、改築から100周年を迎えます。このコラムでは、氏子会の皆さんのご協力のもと、その歴史や関わる人々を紹介します。
亀岡八幡宮は第15代應神天皇をお祀りしている。
勧請の時代は定かではないが、『新編相模風土記』によれば「八幡宮、村の鎮守なり、延命寺持」とある。古老よると昔は真言宗延命寺が管理し、大祭のときには延命寺に安置されていた御神体を捧持し、列を連ねて社殿に遷し祭儀を執行したと伝えられていた。
それが、明治維新の神仏分離令により寺の管理を脱して1873(明治6)年に村社に格付され、正式に逗子の鎮守と定められた。
1919(大正8)年には亀岡八幡宮の「改築」が行われた。落成式の様子を収めた写真の裏には「当八幡社は逗子住民の祖先より崇敬の鎮守なりしが、頗る廃朽して尊厳を失いしおりを逗子急激の進展を観 氏子等相寄り相謀り当神社新築を計画し、氏子の三年貯金を募りて総工費金弐萬円を費やしついに大正8年落成を告げたり―」とあり、落成式は4月17日に行われたと書かれている。
(続)
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