亀岡八幡宮 歴史と人びと〈第10回〉 祈念祭への準備
亀岡(かめがおか)八幡宮は2019年4月、社殿の改築から100周年を迎えます。このコラムでは、氏子会の皆さんのご協力のもと、その歴史や関わる人々を紹介します。
五穀豊作と諸産業の発展を祈る「祈年祭」が3月15日(金)に行われる。
神道の最も重要な行事のひとつで、この日は宮司や氏子のほか、商店街や観光協会など関係者が出席し、社殿で祈りを捧げる。
かつて稲作が人々の生活の中心だった時代、田植えの時期に豊作を祈ることはすなわち、国家の安泰や国民の繁栄を祈ることだった。
祈年祭の対になるのが11月の「新嘗祭(にい なめ さい)」。これは一年間の恵みに対して感謝し、祈りを捧げるもので、こちらも非常に重要な神事だ。
現在は祈年祭に向けて境内の清掃を進めており、社殿にかかっていた枝や幹が腐りかけていた木などを取り除くなど、氏子会のメンバーで少しずつ作業を進めている。
正月、どんと焼き、初午と、年末から慌ただしい時間が過ぎていたが、祈年祭が終われば、ようやく一段落という感じがする。
また、ご存知の方も多いと思うが、今年1月1日から喫煙所を撤去し、境内は禁煙となっている。これまで利用していた方たちにはご不便をおかけするが、参拝者の皆様のご協力を切に願う。
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