逗子・葉山版 掲載号:2019年10月4日号 エリアトップへ

逗子の景観まちづくり瓦版 第四号

掲載号:2019年10月4日号

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「秋晴れの日田越橋から振り返る」寺島弘子(鉛筆画サークル)
「秋晴れの日田越橋から振り返る」寺島弘子(鉛筆画サークル)

私の散歩道永橋 爲成

 逗子四丁目の路地を歩き田越川の仲町橋を渡って逗子海岸までが私の散歩道である。

 逗子は平地の緑が少なくなっているが、路地裏には、緑をしつらえ、歩く人の眼に優しい心使いの風景を感じる通りが沢山見られる。

 仲町橋からは南に流れる田越川の先に桜山が望め、春は、川沿いの桜と桜山の桜が呼応するのどかな風景である。この川沿いの路には、徳富家がしつらえた高木の木陰に座具のある休憩所があり、仲町橋に設置されたベンチかここで腰を下ろすことにしている。

 川向かいの屋根越しに背戸の丘陵の緑や空が広がる家並みはこころ安らぐ眺めである。

 しかし、風景を損なう電柱には眉をしかめ、車通りの多い道は非常に緊張して歩いている。富士見橋を渡りなぎさ橋をくぐって海岸に出るとほっとする。富士山と江ノ島が重なって望める逗子海岸。季節や時間によって見せる海の様々な眺めは心を和ませてくれる。

 逗子は三方が緑の丘陵に囲まれ、西に開いた海に市内を蛇行する川が流れ込む。明治期に、この自然を愛する人々が別荘をつくり、その後、住宅地として開けてきたまちである。

 昔の人は、家は風景の一部とみて、地域の自然と周囲に馴染む家づくりを行ってきた。逗子には、その気持ちでしつらえられた家と緑を眼にすることがある。この気持ちを共有し、市民が協働して、住む人、訪れる人にも心地よい美しいまちにしたいものである。

瓦版第4号平成25年

1月4日発行より転載
 

「大樹に囲まれた田越川」渡部宣子(鉛筆画サークル)
「大樹に囲まれた田越川」渡部宣子(鉛筆画サークル)

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