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町田 人物風土記

公開日:2026.02.05

プロ野球で活躍した長嶋茂雄さんに関する書籍を出版した
首藤 光春さん
森野在住 85歳

  • 首藤 光春さん (写真1)

栄光の歴史の裏に別の夢

 ○…野球専門誌「週刊ベースボール」の記者としてV9巨人を取材。長嶋さんとの交流は深く、番記者だからこそ知る「長嶋茂雄」を一冊にまとめた。「見てきたものを世間に知らせないのは世のためにならない」という一心だったが、実は一番好きなスポーツはラグビーだ。地元・石巻高のラグビー部に憧れ入部。青学大でもプレーした。そして、当時日本になかったラグビー専門誌を作るという夢を抱く。

 ○…大卒後、職を探す中でさまざまなスポーツ雑誌を発行するベースボール・マガジン社に思い至った。早速、採用を求める手紙を送り「ラグビー雑誌を発行していないのは社会的役割を果たしていない」と記す。すると、これが当時の社長の目に留まり採用。「まずは野球をやれ」と「週間ベースボール」の担当になった。「社長から『ラグビー雑誌も最初は赤字になる。先にその分を稼げ』と言われていた」。2年の関西勤務を経て巨人担当に。V9は販売部数の追い風となり約10年で「ラグビーマガジン」にたどり着いた。

 ○…現在は短歌に俳句、川柳、ウクレレと幅広く同好会に参加。「五十の手習いならぬ八十の手習い」と、すべて80歳を過ぎて始めた。さらに、同窓会では軒並み幹事を務め、会報の編集作業はもちろんお手の物。記者として培った「人脈を広げコミュニティーを作る能力」は健在だ。

 ○…今回は長嶋さんの死去をきっかけに執筆をしたが「もう一冊出したいものがある」という。それは40年前に出版した単行本「ラグビーロード」の再編集版だ。「来年ラグビーW杯がある。そこに合わせて出したい。今回出版社とのつながりができたので、売り込もうと思っている」とにやり。再び野球からラグビーの道をひらく。

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