「葉山の良さをもっと多くの人に知ってほしい」。一度は生まれ故郷を離れたものの、コロナ禍をきっかけに戻ってきた同級生3人が、「地元民」ならではの視点を盛り込んだ動画を作成、発信している。地域住民や来街者が交流できる場作りなども行っていきたい考えだ。
「サンハヤマ」という名前で活動しているのは藤崎奈歩さん、石井未来さん、新舘賢太さんの3人。それぞれNaho、Miku、Kentaとして活動している葉山中学卒業生の28歳だ。昨年、NahoさんとMikuさんはワーキングホリデーでそれぞれデンマークとカナダに滞在し「タイミングが合えばヨーロッパを一緒に周ろう」と話していたが春に急遽帰国。IT企業に勤めるKentaさんも在宅勤務になり、葉山にいる時間が多くなった。
地元に戻ってきたMikuさんとNahoさんとの何気ない会話でコワーキングスペースの設立など様々なアイデアが浮かび、毎年元日に同窓会を開くなど自他ともに認める「地元好き」のKentaさんにも声を掛けた。まず始めたのが動画制作で、仕事のかたわら昨秋から撮影を開始。京急が発行している「葉山女子旅きっぷ」の活用方法を独自の視点で紹介している。「海だけでなく、山や小径の良さも伝えたい」と意気込む3人。「『ユーチューバーを始めたの?』とよく聞かれるが、あくまでも企画の一つ。ゆくゆくは葉山で横の繋がりを作って、仕事を生み出せるような場を作っていきたい」と話している。動画はユーチューブで「サンハヤマ」と検索を。
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