星座にまつわるエトセトラ 「星雲・星団・銀河」
星が集まっているものに星雲、星団、銀河があります。星雲は宇宙を漂うチリや星間ガスが集まったもの。それ自体は光っていませんが、近くの恒星の光を反射する「散光星雲」のほか、太陽くらいの質量の星の最後の姿「惑星状星雲」は中心にある白色矮星になりかけの星の紫外線によって輝いています。巨大な星の最後、超新星爆発後の残骸も段階によっては可視光で輝きます。
星団はその名の通り星の集団。数百の星が集まる「散開星団」や数十万の「球状星団」があり、互いの重力で集まっています。かつて銀河も星雲と呼ばれていましたが、現在では星雲や星団とは比べものにならないほど大きなものとされています。星の数も私たちの天の川銀河で、2千億〜3千億個あると言われているのです。気が遠くなりますが、宇宙にはその銀河が2兆個ほどあると推定されています。
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