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広報葉山 町村部門で日本一 10年越しに目標達成

社会

掲載号:2022年5月13日号

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広報制作を担当する河野さん(左)と安藤さん
広報制作を担当する河野さん(左)と安藤さん

 葉山町が発行する「広報葉山」が「全国広報コンクール」で総務大臣賞を受賞した。広報紙町村部における最高賞で、町としても初の栄誉。担当者は「会話のきっかけとなるような、顔の見える広報をこれからも作っていきたい」と話している。

 入選したのは昨年の12月号で、「自分らしく生きる」をテーマにした特集を組んだ。

 発達障害の当事者や家族へのインタビューのほか、チェックリストを設けて「自分事」となるよう工夫。行政や学校における取組も紹介し、重層的な内容に仕上げた。

 講評では「自分らしく生きることの大切さを子どもに伝え、周囲の大人や自治体もその価値観を変えていこうという姿勢と取り組みがチャレンジング」と評価。「読者の考え方を変えるヒントを多角的に取り上げているのもよい」とした。

 現在、広報紙を手掛けるのは政策課の河野香織さんと安藤久瑠美さんの2人。毎年、年度末に翌年のテーマを各課から募集し、選定。担当者のつてを頼り、取材を申し込む。ジェンダーや病気、障害などセンシティブなテーマでも、その意図や意義、思いを伝えることで登場してくれることがあるという。

 かつては行政からの一方的な情報提供をする媒体だったが10年前、山梨崇仁町長と職員で「日本一を取ろう」と目標を掲げ、町民に身近な特集や顔の見える紙面をテーマに磨きをかけてきた。2013年の県コンクールで初入選して以来、毎年順位を上げ、念願の目標達成となった。

 「町民の方から読んでいるよと言われるのが一番嬉しい。行政からの情報をしっかり伝えつつ、家族の会話のきっかけとなるような、生活に密着した紙面をこれからも作っていきたい」と2人は意気込みを新たにしている。

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