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公開日:2023.08.04

久木中3年桑原さん
レスリング全国大会V2
「ロス五輪目指す」

  • 金メダルと盾、賞状を見せる桑原さん

  • 技をかける桑原さん(右)=JWF提供

 市立久木中学校3年の桑原廷佳(たかよし)さんがこのほど、「令和5年度沼尻直杯第49回全国中学生レスリング選手権大会」の男子41kg級で優勝を果たした。昨年度の「東京都知事杯全国中学選抜U15レスリング選手権大会」に続く栄冠。桑原さんは5年後のロサンゼルスオリンピック出場を目指し、日々練習に励む。

 大会は6月に茨城県水戸市で開かれた。全国から男女740人が参加した同大会は、中学生レスリング大会の最高峰。桑原さんの階級、男子41kgクラスには48人が出場し、トーナメント方式で争われた。5試合を戦い、優勝を決めた桑原さんは「これまでの努力が実ってよかった」と喜びを語った。

 4歳年上の兄の練習について、地元のレスリングクラブで3歳からマットに親しんできた。指導を受けるようになったのは小学1年の頃。小学4年でより厳しい練習環境を求め、現在所属する「ロータス世田谷」に移籍した。週3回、同ジムに通うとともに、週末は千葉県のレスリング部強豪高校へ出稽古も行う。

 桑原さんの得意技はハイクラッチというタックル。ただ、最近はライバルから研究されていることもあり、片足タックル、両足タックルなどの技にも磨きをかける。

 レスリング部有名校へ進学予定の桑原さん。11月には中学生活最後の大会となる都知事杯、12月にはU15アジア選手権大会(来年7月)の予備選が控えている。高校のインターハイも含め、全てで頂点を目指す。その先にあるのはロサンゼルスだ。

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