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公開日:2023.12.01

逗子サーフライフセービングクラブ
審査会で2位入賞
来夏活動に励み

  • 賞状を手に笑顔の(左から)山岡さん、渡部さん、熊井戸さん

 ライフセーバーの要救助者への対応が適切かを審査する、JLAシミュレーション審査会(南関東ブロック)が11月12日、横浜市の海の公園で行われ、逗子海岸を拠点に活動する、逗子サーフライフセービングクラブ(SLSC)が、救助救命本部長賞を受賞した。

 大会に臨んだのは、新たに第12代監視長に選ばれた渡部創志郎さん(神奈川大2年)と、熊井戸里咲(りさ)さん(青山学院大1年)、山岡杏未(あんみ)さん(杏林大1年)のほか、大学2年生2人と1年生1人の計6人。同賞は準優勝にあたり、クラブが毎年参加してきた中での最高位。選手たちは来夏のシーズン本番に向け、「これまで以上に気合が入る」と意気込みむ。

 同審査会には9チームが参加。海でクラゲにさされた人や、波打ち際に溺れて意識のない人など、細かく設定された状況に対し、どう対応するかを消防などの救助のプロが項目ごとにチェックする。

 渡部さんは「他のチームに連携では負けない自信はあった。逗子での活動が高く評価されたことがうれしい」と喜ぶとともに、「他チームの活動は自分たちにないものもあるので勉強になった」と大会を振り返った。

 逗子SLSCには学生約50人、社会人約60人が所属。海水浴期間が終わったオフシーズンもトレーニングは欠かさない。浜を走ったり、レスキューボードを使い、沖まで出て、波をつかむ練習をしたりするなどの基礎練習を行う。海水浴シーズンが近づいてくると、心肺蘇生など具体的な救助方法の訓練に力を入れる。

 渡部さんは「今回の受賞でより注目されると思う。これまで11年間、無事故(死者ゼロ)できているので、来シーズンもそうなるよう、一人ひとりしっかり目標をもって活動していきたい」と決意を新たにした。

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