建長寺(鎌倉市山ノ内)に触れる仏殿のブロンズ模型が設置されて1年がたち、6月22日(日)に「感謝の集いとこれから」と銘打った会が開催される。主催は「さわる模型」発起人、ユニバーサル絵本ライブラリーUniLeaf代表の大下利栄子さん。
「さわる模型」は大下さんが視覚障害のある娘と「建物や景色の感動を共有したい」という思いから始めた取り組み。ポルトガル旅行で目にした世界遺産「ベレンの塔」の前に置かれたブロンズ模型が契機だった。「日本にも触れる模型を」との思いを強くした大下さんに、鎌倉市や観光協会、社会福祉協議会、建長寺が賛同。2023年6月には模型の製作費を捻出するためにクラウドファンディングに挑戦し、406人から目標の500万円を大きく上回る654万円が集まった。
当日は模型の支援者や「見る子も見えない子も一緒に楽しめる透明点字シート付ユニバーサル絵本」の作業者らが集まり、模型や活動への思いを語る。
時間は午後1時30分〜3時30分。建長寺正受庵(しょうじゅあん)で。参加費は無料(入山料別途)。「さわる模型」や活動に興味のある人なら誰でも参加可。
問い合わせ、申し込みは【メール】info@unileaf.org(大下さん)。
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