藤沢、茅ヶ崎、大船、横浜など近隣美容室18店舗の有志68人が、3月29日から5月31日までの毎週火曜日、東日本大震災の被災地・福島県内でカットボランティアを行った。これは、藤沢市亀井野の美容室SKY FLOWERの川部智文さんの呼びかけで始まったもの。20リットルのポリタンク20個と発電機2つ、ブルーシートやハサミ、ドライヤーなど最低限の道具だけを持ち、被災地へ向かった。
今までカットした人数は1500人以上で、多い日は1日で163人カットしたことも。髪を切りながら泣き出す人も少なくなかったという。当時のことを思い出す人や、お互いの感謝の気持ちで泣く人も。そのような状況下でも「諦めちゃいけない」という想いを逆に教わったと話す。川部さんは「藤沢市がどこかは知らないけど、『恩は恩で返すから』と言われた。心からありがとうの言葉を聞けたことが嬉しかった」と話した。
川部さんらは、仮設住宅が出来る前に、避難所の人をモデルにしたファッションショーを企画している。
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