10月1日で学部長に就任してから1年。日本大学生物資源科学部学部長の河野英一氏に、今後の抱負を聞いた。
―生物資源科学部はどのように変わったか
若い研究者を育てる基盤ができつつあると思う。若い人たちの研究に対する素養は向上している。今後も継続して力を入れていきたい。
就任時、教員に対して研究はできて当たり前、ぜひ、(学生への)教育に力を入れて欲しいと話した。それも専門分野に詳しいだけでなく、コミュニケーション能力やフットワークが軽いなど、視野の広い人に育てていくことの大切さを説いた。そのためには、学部全体の学生の質を高めていくこと、偏差値を上げていくことが重要。キャンパスは緑も多く、東京ドーム12個分の敷地面積を持ち、環境はいい。他県から子どもを送り出す親御さんにとっても、安心できる場所だと思う。受験者数も伸びている。日大全体の中でも牽引していきたい。
―09年の中学開設に続き、小学校の話も出てきているが
2015(平成27)年を目処に、開校を考えている。この緑豊かな場所に小学校を作り、中学、高校へと繋げていきたい。(教育の場として)動物と触れ合う場所や植物園なども考えている。
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