監督の野伏氏
映像を通じて藤沢の魅力を伝えていこうと、ロケ地の中心を藤沢に据えた映画「とびだせ新選組！」の製作が始まっている。
７月には、キャストオーデションの募集がスタート、今月9日には、湘南台文化会館を会場にオーデションが行われ、出演を希望する市民が参加した。製作は、とびだせ新選組！製作実行委員会。後援は藤沢市、藤沢市観光協会、藤沢商工会議所、藤沢市商店会連合会。
映画は、幕末の時代から現代の藤沢にタイムスリップした新選組が、若者たちに侍の魂を吹き込んでいくというストーリー。主人公は沖田総司。涙あり、そして見終わったあとには、考えさせられる話の展開になっている。
ロケ地は、江の島や遊行寺などが予定されている。また、キャストについても、藤沢市民の起用を考えている。
監督を務める野伏翔氏は「新選組が、現代の江の島にやってきてビキニ姿の女性を見てびっくりする、そんな笑いを入れながらも、愛する者のために闘う、シリアスなシーンも入れ、見てくれた人が元気の出る作品にしたい」と意気込む。10月から撮影を開始し、来年の公開を予定している。
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