藤沢版 掲載号:2012年6月22日号
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いずみ野線延伸計画 鉄道で建設費436億円 「事業採算性を確保できる見込み」

経済

まちづくりの検討対象区域
まちづくりの検討対象区域

 湘南台駅から慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)周辺までをつなぐ「いずみ野線」延伸について、いずみ野線延伸の実現に向けた検討会は11日、事業採算性を確保できる見込みが立つことを確認したと発表した。

 いずみ野線延伸の実現に向けた検討会(以下、検討会)は、2010年6月に神奈川県、藤沢市、慶應義塾大学、相模鉄道株式会社の4者で設立。2年間にわたり、延伸の実現化方策を検討してきた。

 検討されている区間は、湘南台駅から慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス周辺の約3・3Km。検討会では、いずみ野線を延伸した場合、利用者数を約2万5800人/日と見込んでいる。

 概算建設費は約436億円と推計。建設資金は、国と地方自治体が3分の1ずつ補助し、残りの3分の1は鉄道整備主体が借入などで調達する。地方自治体の3分の1を、市と県で負担するという。

 検討会では、交通システムとして、「鉄道(単線)」と「LRT(次世代型路面電車システム)」を比較検討。いずみ野線と直通運行になるとともに、表定速度が高いことから、鉄道の方が広域的な交通利便向上が見込めると判断し、鉄道を選定した。 

 また、建設費を圧縮するため上下分離方式を採用し、秋葉台公園周辺とSFC周辺に新たに駅を2駅設置する予定。沿線地域のまちづくりの進展も加え、さらなる運行経費の圧縮、無利子資金の調達などにより、延伸の実現化方策として見込みが立つことを確認した。

 沿線のまちづくりは、SFCの持つ情報・環境・医療分野などの技術集積や学術・研究機能を核に、産学公連携による新産業育成や国際交流の拠点として、市の新たな活力創造の場の創出を目指すという。

 検討会によると、今後は検討会の4者が中心となって、それぞれの役割をしっかりと果たし、連携しつつ課題に取り組んでいくという。神奈川県では、県央・湘南都市圏で環境と共生する都市づくりを進めるため、02年に「ツインシティ整備計画」を策定。寒川町倉見地区に新幹線新駅を誘致できれば、将来的には、湘南台駅から南のゲートとなるツインシティまでの延伸を構想している。

 藤沢市は1990年にSFCを誘致。いずみ中央駅が終点だったいずみ野線は、99年に湘南台駅まで延伸された。

 問い合わせは市都市計画課【電話】0466・50・3537まで。
 

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