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藤沢 文化

公開日:2012.08.24

兄弟が奏でた祭囃子
皇大神宮の例大祭

  • 小林偉利さん(左)と隆三郎さん

 皇大神宮(関根正統宮司・藤沢市鵠沼神明)の例大祭が17日に行われ、多くの人で賑わった。その中でも一際威勢の良い太鼓裁きをしていた小林偉利さん(80歳・鵠沼松が岡在住)と小林隆三郎さん(78歳・鵠沼神明在住)の姿があった。



 兄弟の2人は幼いころからこの祭りに参加しており、現在は毎年の例大祭に向けて若い人たちに太鼓や笛の指導を行っている。



 「お囃子は周りの演奏の速度や音の強さなど、その場の雰囲気に合わせて奏でる『ジャズ』のようなところが面白い」と偉利さんは語った。



 この祭は藤沢市内の旧9町ごとに構成された人形山車と演奏が特徴。神奈川の民俗芸能として県の指定があり、藤沢市重要有形民俗文化財などにも選定されている。小林さんたちが参加した宮之前町の人形山車は4つのパート演奏が特徴の、祭囃子の中でも珍しいという「鎌倉囃子」を披露した。

 

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