日大生物資源科学部4年生の飯田祐一郎さんが参加した「日本山岳会学生部ザンスカール遠征隊」が9月2日、インド北部のザンスカール山脈の未踏峰「PT6165」への初登頂を成功させた。同会学生部に所属する5人により、大学の垣根を超え編成された同隊は、全員が現役大学生。今回の計画は昨年11月頃からスタートし、国内の山での訓練や、情報集収を行って標高6165mの高峰に挑んだ。
同隊は8月15日にインド入り。10数時間の車での移動、10日ほどの徒歩キャラバンを経て、ベースキャンプに到着した。29日に最終基地・アタックベースキャンプを設営、ルート工作と手順を踏み、9月2日に登頂。29日には5人全員元気に帰国した。
同山には名前がまだなく、初登頂の同隊に命名権があるという。
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