「神奈川県バリアフリー街づくり賞」がこのほど決定し、ハード部門で藤沢市から「テラスモール湘南」が受賞した。表彰されたのは、同施設の開発者である住友商事(株)と、設計者・施工者の大成建設(株)。2月4日には神奈川県庁で表彰式が行われ、黒岩祐治県知事から住商アーバン開発(株)の小久保正明取締役社長と大成建設(株)の網干和(あぼしひとし)統括へ表彰状が手渡された。
同賞は、誰もが安心して利用できる先進的な施設整備や優れたバリアフリー教育などの活動を評価するもので、2008年度から実施している。同施設は、充実した数のトイレや休憩所を設けるなど、地域に開かれた誰もが使いやすい施設として評価された。
同施設の佐藤勝彦総括支配人は「賞をいただけて嬉しい。お客様に愛される施設を目指し、営業している。地域に根差し、細部まで気配りできていると評価していただけたと思う」と喜びを語った。
同施設は11年11月にオープン。各フロアに3カ所トイレを設けているほか、車椅子対応のトイレや、オストメイト対応トイレ、キッズトイレを設置。車椅子使用者でも押しやすいようにと、斜め45度に設置されたタッチパネルなど、誰もが使いやすい施設目指し、設計されている。また、ワンフロアが広いため、歩き疲れないようにと約15m間隔で休憩用のベンチも設置している。
佐藤支配人は「これから高齢化が進むので、時代とともにハンディキャップに対応していける施設でありたい」と今後の抱負を語った。
同施設のほかに、ハード部門では横浜銀行鎌倉支店が受賞している。
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>