藤沢市管工事業協同組合と県企業庁藤沢水道営業所は12月6日、水道のライフラインの中で重要な役割を果たす主要送配水管の管路パトロール訓練を合同で実施した。この訓練は将来の発生が予想される大規模災害に備えて2003年に藤沢水道営業所と締結された「災害時における応急給水及び応急復旧工事等の協力に関する協定」に基づいて行われたもの。当日は組合から自主的ボランティアとして25人、藤沢水道営業所から15人が参加。
参加者らを前に同組合の相原厚志理事長は「災害が発生した場合に水道をはじめとするライフラインの早急な復旧が望まれる中、地元の水道工事店が、日ごろから水道施設の状況を把握することは重要である」と語った。
参加者らは3班に分かれて「湘南東送水管2号No.1ルート(大庭〜稲荷配水池)」、「同No.2ルート(大鋸〜稲荷配水池)」、「同No.2ルートの一部、藤沢1号配水本管(宮前〜大鋸)」の配水管路上の約13Kmを徒歩で点検した。今回のパトロールで特に異常は発見されなかったという。
同組合では藤沢市や藤沢水道営業所の要請で初動体制から全面復旧まで対応できる組織を構築するため、藤沢市総合防災訓練、耐震性貯水槽設営訓練などにも参加している。
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