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藤沢 社会

公開日:2014.01.24

善行にカモンカモン!!
「恋チュン」PVが撮影終了

  • 荏原製作所で行われたラストシーンの撮影には300人以上が参加した

  • 制作委員会メンバーら

 人気アイドルグループAKB48の「恋チュン」こと「恋するフォーチュンクッキー」に合わせて踊るプロモーションビデオ(PV)の撮影が市内善行で2013年12月から行われており、1月19日に荏原製作所藤沢事業所でラストシーンの撮影を迎えた。



 撮影の実施母体は「恋チュン善行Ver.制作委員会」(メンバー9人・中山ちち代表)で、だがしや楽校@善行ほか同地区のさまざまな団体が協力、善行市民センター・公民館が後援している。撮影には善行エリアの地域団体、スポーツ団体、商店、幼稚園や小中学校など68団体、延べ800人が参加した。



 この企画は、善行在住のバルーンパフォーマーである中山代表が県の配信したPVを見て、自身が参加する善行中学校PTAのバンド「楽団ふくわらい」で「善行版を作ったら面白いのでは」と思ったのがきっかけ。「当初は軽いノリだった」と話すが、善行公民館のだがしや楽校@善行事務局に相談したところ、すぐに制作委員会が立ち上がった。



 同制作委員会では「私たちが住み、暮らす善行地区をもっとたくさんの人に知ってもらうこと、住んでいる人たちにも愛着をもってもらうこと、地域のまちづくりに貢献すること」などを目的に、参加団体の募集や撮影をスタートさせた。予定では40団体ほどの募集だったが、エリア内の口コミで68団体が撮影に協力した。撮影は多い日で1日に5〜6件、善行市民センターから借りたビデオ、個人所有のビデオ、携帯などを用いて手探りの中で行われてきた。「撮影にかかった費用はほぼ0円」。自費で「恋チュンZENGYO―SHONAN CREW」と書かれたスタッフジャンパーも作った。



ラストに300人



 最終撮影日には300人以上が参加、バルーンパフォーマーらによるバルーンアートも披露された。同委員会ではPVの制作を通して「仲間との連帯感、ものづくりの大変さ、楽しさなど、今まで知ることのなかった多くのことを得られた」と語った。



 「恋チュン」ダンスは全国の企業や団体で制作されているが、善行バージョンは年齢層が幅広いこと、地域の幼稚園や小中学校の協力で子どもたちの参加率が高いのが特徴だ。



 中山代表は「楽しかった。最初は嫌がっていた人も最後は笑顔で踊ってくれた。参加された方の多くの笑顔に出会えて感謝の気持ちでいっぱい」と感想を述べた。



 今後、編集作業が行われ、You Tubeへのアップは2月1日(土)の夜、3月29日(土)に善行市民センターで開催されるだがしや楽校@善行での上映会も予定している。

 

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