「おはようございます。朝ご飯食べて行って」。
湘南工科大学(糸山英太郎総長・理事長)は、10 月23日から栄養バランスの良い食生活と健全な生活習慣をサポートするために、「0円朝食」を開始。学内レストランシーサイドには、無料の朝食を求めて、一日平均100人以上の学生で賑わいを見せている。
同校では約20人の学生と大学教職員らによる「学生参画会議」を2月に実施しており、学食メニューの見直しや学内改善などを話し合ってきた。そんな中、朝食を食べている学生がわずか3割だったことや、昼食もカップラーメンなどで済ませていることを危惧した大学側が「0円朝食」の導入を決めたという。
朝食提供は、月〜金の授業開講日の午前8時から。9時からの講義に間に合うよう、8時30分ラストオーダーとなり、ご飯やみそ汁のほか、日替わりのおかず1品は目玉焼きやウインナー、サラダ、コロッケ、納豆が提供される。朝食代は「糸山英太郎育英基金」から全額支給されている。
週4回利用する1年生は「遅刻も減って講義に身が入るようになった。コンビニ弁当で栄養が偏っていたので、健康に良いと思う」、一人暮らしの3年生は「寝坊して朝食を取れない日もあるし、無料なので助かる」と話していた。
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