用田の「女坂花桃の道」では4月3日、不定期運行の新幹線「ドクターイエロー」と、花桃、菜の花の3ショットを撮影しようと、写真愛好家や鉄道マニアで賑わった。
検査用の同車両は「見ると幸せになれる」という都市伝説も生まれるほど人気が高い新幹線。開花中に撮影可能なのは同日限りとあって、噂を聞きつけた人々が集結し、固唾を飲んで通過を待った。
午後0時12分。東京方面から轟音とともにヘッドライトの光が見えると、「来た!来た!」と歓声があがり、時速270Kmで走り去る車両を逃すまいと、一斉にシャッターを切った。カメラマンらは、「年に1度の夢の共演を撮影できて大満足」と嬉しそうに語った。
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