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藤沢 教育

公開日:2015.06.05

湘南学園小
優しい歌声でいじめ抑止
ピーター・ヤーロウ氏が授業

  • 「見た目や貧富の差、肌の色が異なっても、ありのままのその人を優しく受け入れて」と歌を通じて訴えたピーター氏

 米国のフォークグループ「ピーター、ポール&マリー(PPM)」のピーター・ヤーロウ氏が5月28日、湘南学園小学校を訪問し、4年生にいじめ防止の授業『Don,t Laugh at Me(私を笑わないで)』を行った。

 これは、ピーター氏が歌を通じていじめを無くそうと運営し、ニューヨークの学習困難校で長年校長を務めたマーク・ワイス氏が代表の教育団体が開発した情操教育プログラム。米国では4万人の教員が研修を受け、子どもたちに届けられている。今回は在日米国大使館の協力の下、日本で初めて実施された。

 ピーター氏は、「人に何かを与えることは物や成功、お金を得るよりも幸せだということを伝えたい。僕の光は人や子どもを愛することができること。歌を通じてその光が見えれば」と児童たちに歌い語った。同学園は「難しい年頃ではあるが、心の中には素直な心がたくさんあると再認識できた。子どもたちの1つ1つの言葉、そして表には出ていない『心の中の光』を絶やすことなくしっかりと見守ってあげたい」と話す。

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