長後在住の竹内里紗さん(23)が監督を務めた映画『みちていく』が7月17日(木)まで、東京都内の映画館・渋谷ユーロスペースで上映されている。2014年に2つの映画祭でグランプリを受賞し、初上映の機会を手にした。
『みちていく』は、竹内さんが立教大学映像身体学科4年次の卒業制作で手がけた作品。同じ学科に通い、主演を務めた飛田桃子さん山田由梨さんと共同制作した。高校陸上部を舞台に友情や青春、多感な女子高生の日常が描かれている。
入学時から仲の良かった3人。竹内さんは「普段の彼女たちの魅力を引き出したかった」と自然な演出を心がけたという。
同作は、昨年11月に「第15回TAMA NEW WAVEコンペティション」(東京都多摩市)、「うえだ城下町映画祭第12回自主制作映画コンテスト」(長野県上田市)でグランプリを受賞。映画祭を訪れた配給会社の目に留まり6月から一般上映の運びになった。今後、名古屋や大阪での上映も決まっている。
竹内さんは「人間のピュアな部分を描いている。女子高生の映画ですが、男性にも見てもらいたい」と話している。
大学生から映画に熱中
「最初はカット割りもカメラの動かし方も何も知らなかった」―。大学時代から映画に熱中したという竹内さん。4年間で3本の長編作品を自主制作するなど意欲的に作品を撮り続けた。
現在は、東京芸術大学大学院に通い学びながら作品を構想中。次回作に期待がかかる。
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