県高校野球秋季大会で、9月19日に川和を下し40年ぶりの4強へと駒を進めた藤沢翔陵高校野球部。初の決勝進出と関東大会出場を賭け、10月3日(土)に横浜との準決勝に挑む。
川俣浩明監督は「組み合わせに恵まれた感はあるが、チーム全体の基礎的な力も確かに向上しており、常に目の前のことに全力で打ち込んできたことが結果につながったのだと思う。横浜は本当に強力なチームなので、準備や対策を徹底して挑みたい」と話す。
翔陵は夏の県大会5回戦で横浜に敗れ3年生は引退し、現在の部員は65人の1、2年生。限られたチャンスを確実に生かして得点を重ね、投手をはじめ全員で守りきる総合力重視の新生チームだ。主将の近藤明弥(ひろや)選手ら夏の大会でクリーンナップを務めたメンバーのほか、エース・西澤翔太選手と捕手・田中健太選手の1年生バッテリーなど主力の大半が残っているため、他校より有利な面もあるという。
準決勝で勝利すれば、翌4日(日)が決勝戦。近藤主将は「ここまで勝ち上がってきたという自信もあり、自分たちの戦い方を実践して持ち味を出せれば絶対に勝てる。強豪・横浜相手でも気後れはしていないし、目指すはその先にある初優勝」と語った。
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