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藤沢 文化

公開日:2016.02.19

フグの御霊に感謝を捧げ
皇大神宮で供養祭

  • 祭壇に手を合わせて感謝した

 神奈川県ふぐ包丁師会(立川高造会長)は2月9日、皇大神宮でフグ供養祭を開いた。

 この供養祭は、鵠沼神明で自ら営む料理店「居酒屋割烹 たち川」の調理場を「湘南学園・たち川学校」としてフグ調理師の育成指導を行う立川会長が、3年前から続けているもの。漁や販売、調理など、日ごろフグに携わる人たちに声をかけ、「フグ」の語呂に合わせて毎年2月9日に開いている。

 当日は体長約50cmの天然トラフグ2尾を祭壇に捧げ、関根正統宮司が祝詞を詠み上げて供養した。参列者は玉串を奉奠して手を合わせ、フグの冥福を祈るとともに感謝の気持ちを捧げた。

 立川会長は「獲る人も調理する人も食べる人も、フグを殺生することで生活できている。1年に1度はこうして感謝しなければ」と話した。

 供養祭の後、立川会長の店舗に常連客や関係者ら約20人が集まり、フグに感謝をしながら鍋や刺身などを堪能した。

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