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藤沢 経済

公開日:2016.10.28

えいごやコワーキング
昼は仕事場、夜は塾
スキマ時間を有効活用

  • 後列右から2番目が小林さん、3番目が伊藤さん。月曜は学生が運営する「キッチンたまり場」が曜日オーナーとなり、入り口にキッチンカーも出店している

 夕方以降がメーンとなる学習塾のスキマ時間を起業家らが集まって仕事をするコワーキングスペースとして活用する取り組みが10月から湘南台で始まった。

 学習塾を運営し、営業時間外の場の活用方法を模索していた(株)えいごやの伊藤雄吉代表取締役と、子育てや介護等で時間的制約のある人たちが仕事との両立をしやすい地域になればと考えていた(株)Manabelleの小林コトミ代表取締役が出会い、実現したもの。

 「えいごやコワーキング」と名付けた同所(湘南台3の7の4)は平日午前9時から午後5時30分まで。半個室と1人席が30席あり、利用料は2時間500円、1日1000円。Wi-Fiや電源、プリンタなどの設備も整っている。

 メーンオーナーは(株)Manabelleが務めるが、曜日ごとのオーナー制度を採用しており、月曜から金曜までその日のオーナーの得意分野を生かした講座なども開催。曜日オーナーは3カ月ごとに入れ替わる予定で、現在はプログラミング学習や食、お金に関わる親子向けの講座などを行い「学び」も提供している。

 3日の運営開始以降、「女性からの予約、問い合わせが多い」と小林さん。「女性経営者として女性を積極的に応援していきたい」と話す。また、伊藤さんは「2020年から学習指導要領が変わり、子どもたちが地域社会と関わることが求められる。学習塾で大人が学ぶ姿を目にし、子どもも参加することで子どもの将来の選択肢を増やすことにもつながると思う」と、連携のメリットについて話した。

 問い合わせは同所【電話】050・3754・6800へ。

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