江の島にある湘南港がこのほど、(公社)土木学会が認定する「土木学会選奨土木遺産」に選出された。市内では2014年の「江ノ島電鉄」に次いで、2例目となる。
湘南港は、1964年の東京五輪のヨット競技開催に合わせて竣工。参加国40カ国、参加選手281人、参加艇数109艇がフィン級からドラゴン級までの5種目を戦った。以来、湘南港は公共ヨットハーバーの草分けとして、数々のヨットレースが開催され、日本のヨット活動の普及に貢献。14年6月竣工の新ヨットハウスは、セーラーや観光客、地域住民の憩いの場として親しまれている。
今回、海洋文化の発展に大きく寄与し、五輪とともに歩む市民に開かれた貴重な施設として土木遺産に認定された。
この遺産制度は、歴史的土木構造物の保存に役立てるために、2000年から実施。全国から推薦や一般公募で挙げられた構造物から毎年20件ほど認定されている。
今年は全国24件のうち、県内では横浜市鶴見区の響橋も選ばれている。
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