藤沢市在住で社会福祉法人伸こう福祉会の専務理事を務める片山ます江さんが、介護福祉業界をリードする女性経営者としての歩みをまとめた「理想の老人ホームって何だろう」を出版した。これからの時代における介護と老人ホームの在り方を綴っている。
片山さんは、専業主婦をしていた1976年、働きながら子育てに励む母親を助けたいと認可外保育園を市内に設立。86年には、介護で苦労している人の為にと「老人いこいの家」をスタートさせた。資金も経験もなく工夫をすることで人々の思いに応え、現在は、特別養護老人ホームやデイサービス、ショートステイなど36の介護事業と8つの保育事業を運営する。
著書では、「施設運営」「ホスピタリティ」「空間づくり」「家族との関係」「終末」といった観点から、「世界でいちばん素敵な老人ホームへの70か条」をまとめている。
片山さんは「30年間ためたメモを、一冊の本にしていただきました。法人の原点である藤沢の皆様に読んでいただけると嬉しい」と話した。
この本は、有隣堂藤沢店などの市内書店、ネットショップでも購入できる。税別1200円。
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