藤沢版 掲載号:2016年12月9日号 エリアトップへ

茶来未佐々木 健 さん 茶師のプライド懸けて「漢方茶」 国際中医師の大蔵さんと共同開発

文化

掲載号:2016年12月9日号

  • LINE
  • hatena
陳皮や生姜などの原料をブレンドする大蔵さんと佐々木さん(右)
陳皮や生姜などの原料をブレンドする大蔵さんと佐々木さん(右)

 東洋医学の概念で、病気になる一歩手前の状態をさす「未病」。神奈川県は健康で長生きできる社会をめざし、「未病を改善する」ための活動を推進している。

 この取り組みに賛同する企業や団体の登録制度に、いち早く加わり、健康づくりに寄与してきた市内遠藤の茶師・佐々木健さんがこのほど、漢方茶を開発した。

 今回、佐々木さんは薬剤師と鍼灸師、国際中医師の資格を有する「大蔵じいさん」こと、吉田大蔵さんとコラボレーション。「従来の漢方茶は喉に突っ掛かるようなものが多いが、イメージを覆すような、飲みやすくておいしいお茶に仕上げられたという手応えがある。普段のティータイムで、健康を見直すきっかけにしてほしい」

エキスパート2人が本気で

 「クコの実は絶対に入れたい」「その組み合わせだと、全体の味のバランスが崩れてしまう」―。

 漢方のエキスパートと、世界緑茶コンテストで最高金賞を2度も受賞している茶師。それぞれの道を極める2人に、妥協という言葉は一切無い。茶葉はもちろん、ブレンドする黒豆や生姜などの原材料もこだわり抜いた。「配合比率やちょっとした火加減で、作用や味が変わってしまう。素材の特性を最大限に引き出すために、焙煎技術を駆使したり、何度もディスカッションを重ねました」

 構想から3年―。ようやく販売にこぎつけたのは、身体への作用が異なる漢方茶5種類。ダイエット中にふさわしい「細美(ほそみ)茶」、沖縄では「眠り草」と呼ばれるクワンソウをベースに睡眠前に最適な「夢来(むく)茶」。外食が多い人におすすめの「黒脂(こくし)茶」。体を温める生姜や陳皮入りの「温盛(ぬくもり)茶」、ストレスを抱える人にぴったりな「出得(でとく)茶」など、漢字と響きをアレンジしたネーミングやポップなパッケージには、2人の遊び心も垣間見える。

漢方茶をもっと身近に

 本来、漢方茶は土瓶で時間をかけて煎じるもの。熱湯を注ぐだけのティーバッグでは簡単に抽出できず、苦心したという。焙煎を掛けたり、1㎜単位でサイズを変えたり…。漢方の代表的な生薬・クコの実も、味を追求する佐々木さんにとっては厄介な存在だった。「油分が多くてベタベタする上に糖分もあるので、茶の風味が損なわれてしまう」。また、沖縄の伝統野草クワンソウも刻むと、葉が張り付いてしまうなど、苦労は絶えなかった。「これらをクリアするためにクコ葉を代用したり、専用の焙煎機をオーダーしたり、時間もコストも割きました」と笑う。「そもそも茶葉は中国最古の薬物書『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』で効能が記されていて、漢方と密接な関わりを持つ。日本茶の文化を伝えつつ、漢方の魅力も体感してもらいたい」

読者5人にプレゼント

 この漢方茶いずれか1種を読者5人にプレゼント。はがきに住所、氏名、年齢、本紙の感想、希望する茶名を明記の上、〒251―0021藤沢市鵠沼神明5の13の19の2Fタウンニュース、または【メール】fujisawa@townnews.co.jp「漢方茶係」へ。12月22日(木)必着。
 

各2g×10パック(500円税別)
各2g×10パック(500円税別)

藤沢版のローカルニュース最新6

湘南台アートスクエア着工

湘南台アートスクエア着工 社会

来年3月に供用開始

10月22日号

社労士が無料相談

労災や保険、年金など

社労士が無料相談 社会

10月22日号

道の写真を再募集

道の写真を再募集 社会

緊急事態宣言解除受け

10月22日号

ラッピングバスでPR

国際RC2780地区

ラッピングバスでPR 社会

ポリオ根絶へ啓発活動

10月22日号

火災予防、ポスターで

火災予防、ポスターで 教育

11月運動週間に展示も

10月22日号

中世の江の島

文書館資料展

中世の江の島 文化

10月22日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月22日0:00更新

  • 10月15日0:00更新

  • 10月8日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

藤沢版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年10月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook