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藤沢 教育

公開日:2017.06.09

辻堂神台キッズ大陸
光るグミで「食」学ぶ
食育ボラ金子浩子さん 出前授業

  • 解説する金子さん

 辻堂神台のスポーツ幼児園 キッズ大陸で5月22日、「光るグミづくり」のワークショップが行われ、小学1年生から4年生20人が科学と食の体験を楽しんだ。

 指導したのは、子ども向け食育ボランティア団体「キッチンの科学プロジェクト」の金子浩子さんら。代表の金子さんは、過食や拒食を繰り返してしまう摂食障害の経験をもとに、科学と食の観点から、子どもたちに「食べることは生きること」を伝えている。

光るペンに夢中

 子どもたちは、2つに分類されたジュースや栄養ドリンクの中から1種ずつ選び、ゼラチンと水飴を混ぜて、2種のグミを手づくり。

 続く「ブラックライトを当てると光るペン」を使った実験では、思い思いに文字やイラストを描いては、「光った!」「手に描いたら手も光るよ」と、笑みを見せていた。

カギはビタミンB2

 冷やして完成したグミにブラックライトを当てると、「光った〜」「こっちは光らない」と、2種のグミを興味深そうに観察。それに対して金子さんは、「ビタミンB2が含まれているドリンクで作ったグミが光る。それはB2のエネルギーが『光』として出るから」と解説した。さらに、きな粉や納豆を照射しながら「大豆や納豆にもB2が含まれているから光る。ちゃんと身体のエネルギーになる食事を摂って」と呼びかけた。

 同園の教員は「児童の好奇心が刺激されていて、いきいきとしていた」と語り、金子さんは「大変なこともあるが、『食育の講師』という時間が私を支えてくれる。科学と栄養の体験を通じて、食の大切さを実感してもらえれば」と話した。

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