2020年東京五輪の開催にともない、小田急線片瀬江ノ島駅が88年ぶりに生まれ変わることになった。同駅の乗降客数は、1日平均約2万1000人。国土交通省が定める「関東の駅百選」に選ばれている。
小田急江ノ島線は1929年に開通し、同駅は、観光地である江の島をアピールするために駅舎を竜宮城のイメージにして建てられた。開設されてから88年が経ち、老朽化が指摘されていた。
建て替えるにあたって、小田急電鉄は「検討段階だが、駅舎は昔から多くの人に馴染みのある現在のイメージを残したものにしたい。駅の機能性と利便性の向上も考えていきたい」と話している。駅舎の着工の時期は未定で、市が進めている駅前広場の再整備と駅周辺の道路拡張の工事に合わせるという。
駅前広場は、観光客向けの案内ブースやタクシーの乗降場所を設置し、障害者や高齢者も利用しやすい場所への整備計画が検討されている。
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