江の島で2018年9月に開かれるセーリング・ワールドカップ(W杯)シリーズの実行委員会設立総会が11月14日、江の島ヨットハーバーで開かれた。大会は東京五輪に向けたテストイベントに位置付けられ、準備や体制作りを進めて行く。
W杯は世界を転戦しながら1年間に4レースを行い、総合ポイントで世界チャンピオンを決定する。今年10月に愛知県蒲郡市で日本初開催され、38カ国253選手が参加した。江の島では来年9月9日から16日に第1戦が行われ、19年、20年と3年連続で開催される。
運営主体の実行委員会には、名誉会長に黒岩祐治神奈川県知事、名誉副会長に鈴木恒夫藤沢市長らが就任。藤沢商工会議所の増田隆之会頭、藤沢市観光協会の山口幸雄会長、江の島振興連絡協議会の湯浅裕一会長などが役員に選出された。
同日開かれた記者会見で、黒岩知事は「五輪に向け体制が整った。W杯はテスト的な大会でもある。選手や大会関係者、観光客などお迎えする準備を整えていきたい」と話した。
また、鈴木市長は「全面的に協力し、五輪に向け機運を盛り上げていきたい。市内の関係団体や市民団体などと力を合わせ一緒に盛り上がっていきたい」と抱負を語った。
会見には、昨年のリオデジャネイロ五輪に出場し5位入賞した470級女子の吉田愛選手と吉岡美帆選手も出席。「選手としてしっかりと成績を残したい」と意気込みを語った。
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