昨年10月に国の登録有形文化財となった本町の「旧石曽根商店 店舗兼主屋」に対し、このほど文化庁から登録証とプレートが届き、3月3日に伝達式が行われた。
ふじさわ宿交流館で行われた伝達式には、建物の所有者である石曽根清次さん、陽子さん夫妻が出席。鈴木恒夫藤沢市長から登録証などが手渡された。
あいさつに立った石曽根さんは「文化財に住んでいるとは思ってもみなかった。今住んでいる両親も含めて大事にしてもらったことに感謝している。後世に引き継いでいきたい」と話した。鈴木市長も「子どものころにおじいさんに下駄作りを見せてもらった記憶がある。宿場町の中心の石曽根さんが登録されたことは市民にとっても誇り」と話した。
旧石曽根商店は1901(明治34)年に創業の履物屋。現在の建物は関東大震災翌年の1924年に建てられ、出桁(だしげた)や庇(ひさし)の太い梁(はり)などが特徴となっている。
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