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藤沢 社会

公開日:2018.08.24

江の島灯籠 千基の明かりほのかに
「日本夜景遺産」に認定

 (社)夜景観光コンベンション・ビューローが認定する2018年度「日本夜景遺産」のライトアップ部門に「江の島灯籠(とうろう)」が選ばれた。今年度は全国14カ所が新たに追加され、県内からは「工場夜景ジャングルクルーズ」(川崎市)との2カ所が認定された。

 江の島灯籠は江ノ島電鉄や市観光協会、地元商店会などが組織する実行委の主催で08年にスタート。今年も「天女と五頭龍」や湘南の風景、江島神社の家紋など、江の島にちなんだ様々なデザインの大小約千基を設置した。日が暮れると島全体を淡い光が照らし、情緒豊かな「和の光」が周囲を幻想的に演出している。

 9月2日までの開催期間中、会場では影絵遊び体験や岩屋洞窟の営業時間延長など関連企画も。20日、島内では来場者が浴衣姿で散策したり、スマートフォンで記念撮影をしたり。同電鉄観光企画部では「10回目を迎え、江の島の夏の風物詩として定着してきた。夕涼みの一環として、これからもより良いものを提供していきたい」と話した。

 一部有料施設を除き、観覧無料。点灯時間は各日午後6時から8時30分。雨天時中止。問い合わせは同電鉄【電話】0466・24・2715(平日午前9時〜午後5時)へ。

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