オーストリアで9月2日から7日まで開催された「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」のピアノ部門で川名在住の三原未紗子さん(30)が1位に輝いた。同コンクールは世界的にも有名な大会として知られ、今年で26回目。世界各国から約30人が参加し、頂点を競った。
三原さんの挑戦は今回が2回目。2年前はセミファイナルで4位と本選出場は叶わなかったが、今回は予選を通過し、念願の舞台に駒を進めた。
本選ではブラームスのピアノ協奏曲第一番を披露。三原さんは「CDで聞いていた曲をオケと一緒に弾いているのが夢のようだった」と振り返った。
「楽器は自分の一部」
4歳の頃にピアノを始め、高校・大学と音楽の名門校へ。大学院卒業後は海外で勉強しようとドイツのベルリン芸術大学へ入学した。卒業後はオーストリアの大学院へ進学し、約4年半、海外でピアノ漬けの日々を送っていた。現在は帰国し、出張レッスンなどでピアノ講師として仕事をしながら、日本を拠点に活動している。
三原さんは「指導者として成長を見るのが楽しい。教えることで曲の発見もできるので良い刺激になっている」と話した。
きょう27日には海老名で行われるコンサートに出演する。
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