御所見公民館で10月19と20日の2日間、毎年恒例の文化祭が開かれた。豚汁風の「ごしょみ汁」など一風変わった模擬店なども並び、多くの来場者でにぎわった。
なかでも一際目立つのが、わらぶき屋根の休憩所。郷土づくり推進会議のメンバーらが「御所見地区ならではの文化祭にしよう」と5年程前に発案し、7〜8人のメンバーが手作業で、一から作成している。材料は、隣町の遠藤から竹を、打戻の米農家からわらを調達。約60本の竹と軽トラック1台分のわらを重ね合わせ、横約6m×縦約2・5mの一枚の屋根を作り上げる。同会議長の井出隆夫さんは「造園や農家の知識や技術を持ったメンバーが集まっているからできること。御所見の雰囲気にも合っているでしょ」と笑顔で話す。
ほかにも休憩所には、余った竹で作ったベンチや囲炉裏も設置され、古民具なども展示。利用者は「昔の雰囲気が新鮮で、なんだか癒される」と喜んでいた。
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