藤沢市や茅ヶ崎市、寒川町の創業や中小企業の新規事業のビジネスプランを募り、優れた内容を表彰する湘南ビジネスコンテストの最終審査が7日、藤沢商工会館で開かれた。21組の応募から勝ち抜いた6組のファイナリストがプレゼンを行い、大賞には欣ずし・小又学さん=茅ヶ崎市=の規格外の魚などを用いたご当地魚醤「えぼしの雫」が選ばれた。小又さんは「寿司屋で包丁1本でやってきた私がパソコンを使えるようになり、周囲のおかげで取ることができた。皆さんに感謝」と涙ながらに喜んだ。
藤沢市は5組がファイナリストに。郡山大樹さんの農作物の害虫防除に天敵昆虫を活用する仕組みが準大賞を受賞。ほか、スタートアップ賞には和田操さんの障害者専門バリアフリー旅行、審査員特別賞にはUAV環境調査研究所・前場洋人さんのドローンの空撮写真を基に3Dプリンターで立体模型を作るシステムが選ばれた。
そのほか、(株)アメイジュの自宅介護を職業化するビジネスモデルは、かながわ信用金庫賞、湘南ブルー藍プロジェクト・小山田知子さんの藤沢産の藍を使った製品と体験ツアーが湘南信用金庫賞を受賞した。
同コンテテストは湘南地域から日本を代表する新産業の創出などを目指し、2001年から実施されている。
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