藤沢版 掲載号:2019年11月22日号 エリアトップへ

重度障害者の日常知って 施設開放し写真展

社会

掲載号:2019年11月22日号

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作品のテスト展示の様子=光友会提供
作品のテスト展示の様子=光友会提供

 150mにも及ぶ横断幕上の作品が、施設内で風にゆらめく──。「夢見る風」と題した写真展があす11月23日(土)、獺郷の障害者入所施設「湘南希望の郷」で開かれる。運営する社会福祉法人が初企画。「作品を通じて、重度障害がある人の日常を少しでも知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

あす獺郷「湘南希望の郷」で



 鏡の前で身だしなみを整える男性、マニキュアを塗った女性の指先。作品はいずれも入所者の何気ない日常を切り取ったものだ。

 撮影したのはろう者で写真家の齊藤陽道(はるみち)さん(36)。有名ミュージシャンの撮影なども手掛ける新鋭で、今年6月から施設に通い、撮影を進めてきた。「意識したのは施設の外と何ら変わらない『地続き感』。僕自身、障害者施設に対して何となく閉鎖的なイメージがあった。そこに風を通したい」と150mの布に95cm四方の写真をプリントする手法を思いついた。当日は約150点が、中庭や食堂、廊下など、普段入所者が暮らす空間を彩る予定だ。

「やまゆり事件」機に

 写真展は、社会福祉法人光友会の澤野亮介さん(45)が発案した。きっかけは3年前、相模原市で障害者19人が犠牲になった「津久井やまゆり事件」。怒りと悲しみの一方で、事件を機に障害者施設が閉じられた場所になってしまうことを危惧したという。

 「障害者が暮らしやすい社会のためには知ってもらうことが前提。当事者がどう声をあげればいいか考えたとき、被写体としてなら」と写真展を企画。3年前知人の紹介で知り合った齊藤さんに撮影を依頼した。

 澤野さんは「十人十色の暮らしがあるのが社会のあり方。障害がある人も含めて皆が同じ時間を共有しているのだと想像してほしい」と話した。

 午前11時から午後4時。観覧無料。「ふくし村のアートな縁日」の一環で、当日は様々な催しが行われる。問い合わせは光友会【電話】0466・48・1500へ。

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