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公開日:2020.07.03

藤沢市
プラごみ削減で3者連携
ローソン、アパレルが協力

  • 協定を結んだ(左から)鈴木市長、(株)ローソンの前田神奈川営業部長、(株)サンクの宮脇代表取締役、(有)ラファイエットの小柳CFO

 藤沢市と(株)ローソン、アパレルメーカーの(有)ラファイエットは1日、「プラスチックごみ削減及びシティプロモーションに関する協定」を締結した。同日全国でレジ袋の有料化が始まったことを受け、本庁舎のローソン店舗でプラスチックごみの削減に向けた取り組みやエコバッグなどの販売で協力する。

 協定はプラスチックごみの削減や市民意識の向上、シティプロモーションとなるグッズの企画販売などが目的。ローソンは、本庁舎店舗でペットボトル製品の削減、レジ袋や容器包装プラスチックなどの削減を行っていく。また、若者向けのストリートファッションを取り扱うラファイエットは、「FUJISAWA CITY」のロゴが入ったエコバッグやTシャツなど藤沢市のPRとなる製品の企画制作を行い、自店舗や本庁舎ローソンで販売する。

 海洋プラスチックごみ問題の高まりを受け、市から本庁舎のローソンへプラスチック製品の削減を要望したことから、協定を結ぶ運びとなった。ラファイエットは独自に街を盛り上げようと、ロゴ入りのブランドを販売しており、商品開発を担うことになった。

 市役所で行われた締結式には、(株)ローソン神奈川営業部長の前田佳孝さん、ローソン藤沢市役所店を運営する(有)サンク代表取締役の宮脇英雄さん、(有)ラファイエットCFOの小柳洋太さん、鈴木恒夫藤沢市長が出席し、協定書にサインを交わした。

 鈴木市長は「藤沢市は海を有する街なので、海洋プラスチックごみの削減は大事な取り組み。まずは本庁舎でプラスチックごみの削減につながる活動をしていきたい」と話した。

レジ袋有料化

 有料化は、持ち手のついたプラスチック製買い物袋の配布すべてが対象となる。ただし、プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上、海洋生分解性プラスチックの配合率100%やバイオマス素材の配合が25%以上のものなどは対象外となる。

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