市内小中学校と養護学校を対象に、藤沢産の湘南和牛など地元食材を使った給食の提供が、先月24日から始まった。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた県内畜産業を支援する県の取り組み。ステーキや牛丼、ビーフストロガノフ、すきやき煮の献立が用意され、12月までの間、各校3回ずつ提供される。
「美味しくて、すぐ食べちゃう」。午後0時半過ぎの給食の時間、中里小学校2年生の児童たちは満面の笑みを見せた。この日の献立は、手作り和風ソースがかかった、湘南和牛のサイコロステーキ。100g千円の高級牛肉を、児童たちは口いっぱいに頬張った。
食事中には、生産過程や牧場の様子など紹介動画が流され、生産者の声が届けられた。児童たちは、「今まで食べた給食の献立の中で一番おいしかった」「廊下から見える櫻井さんの牧場が作ってるんだ」などと感想が飛び交っていた。
中学校は選択制デリバリー方式で提供される。
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