藤沢 社会
公開日:2021.06.18
災害トイレ有事に活用を
三和工業(株) 自治会に説明
市内遠藤の三和工業(株)(綾謙行社長)は2日、有事の際、敷地内に設置した自社製の災害用トイレを活用してほしいと、地元自治会役員を招いた説明会を行った。
同社の災害用トイレは停電や断水でも水洗が使え、避難場所を清潔に保てると話題。動力は太陽光発電か、手動ポンプ、水は掘った井戸からくみ上げる仕組みとなっている。組み立ても容易で専用テントもある。近隣では横浜市の区役所や東京都品川区などで導入されている。
説明会には、地元遠藤南部自治会の高井真澄美会長らと、遠藤市民センター職員が訪れた。綾社長から説明を受けた高井会長は感謝を示すとともに「災害時の活用が大いに期待できるお話し。自治会内でも周知したい」などと話した。綾社長は「地元建設業としてできることを考えた。有効に使ってもらえれば」と述べた。
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